SSブログ

Aurex XR-Z90(東芝) 1982年 [オーディオ機器]

Aurex XR-Z90(東芝) 1982年 標準価格225,000円 

Aurex(現東芝)のCDプレヤー初号機。
DSC01740.JPG
開発はKENWOOD(旧TRIO)と共同と行われたとされていて、メンインは東芝が行ったそうです。
DSC01747.JPG

ジャンク品を調整して復活しましたがディスクによっては音飛びする状態。
DSC01754.JPG

本体はブラックを基調としたシンプルなデザイン。 
DSC01753.JPG

前面のイジェクトボタンを押すと当時の主流?の蓋が前面斜めに出てくる垂直ローディング・垂直ドライブを採用しています。
DSC01775.JPGDSC01779.JPG

フロント正面下にはフロントパネルの下部には10キーが搭載され当時のカセットデッキのように番号を押してプレイボタンを押すと2~3秒で曲がスタートする。また曲の順番を好きなようにメモリーさせておくことできました。またNEXTPLAYボタンを押すと曲の途中でも次の曲の先頭までスキャンしてくれました。 
DSC01759.JPG

パネル部です。曲No、曲の演奏時間と曲のインデックスが表示されますがシンプルで見やすいです。 
DSC01745.JPG

左側は基本キー(再生、停止、一時停止)がレイアウトされています。 
DSC01757.JPG

内部です。電源を入れると非常に発熱が多く、全体的になかり熱くなります。 
DSC01682.JPG

電源回路です。巨大なコンデンサ(日本ケミコン製)や放熱用のヒートシンクなどがあります。 
DSC01683.JPG

手前の左側がピックアップ部。垂直ローディング・垂直ドライブ方式。ピックアップは経年劣化のためかディスクによっては読み取りが不安定。L-03DP(KENWOOD)は独自のZドライブが装備されていました。 1684
DSC01684.JPG

基板部は2段になっていて上段はサーボ制御とコントロール部。下部はオーディオ回路部となっています。半導体メーカーが作っただけあり東芝製のパーツが多く見られます。
DSC01627.JPG

背部です。出力はアナログの固定と可変の2系統。可変出力用のボリュームが隣にあります。1626
DSC01626.JPG

本体スペックは
ピックアップ形式 半導体レーザーピックアップ
周波数特性 5Hz~20kHz ±0.3dB
高調波歪率 0.004%以下
ダイナミックレンジ 90dB以上
チャンネルセパレーション 90dB以上
出力レベル 固定 1.5V 可変 0V~5V
消費電力 50W
サイズ 幅420×高さ135×奥行340mm
DSC01765.JPG

並べてみました。中身はAurex(東芝)のXR-Z90と共同開発機でありますが外観は若干印象が異なります。サイズも若干本機が若干短いです。価格も当時XR-Z90が225,000円に対しL-03DP(KENWOOD)は240,000円でした。
DSC01784.JPG

ボタン類の配置や形状もメーカーのコンセプトにより違っています。 
DSC01786.JPG

デザイン的には本機のほうがすっきりシンプルな感じです。 
DSC01787.JPG

ローディング部。フロントパネルは中のディスクが見える窓があり、ディスクの回転するのを見ながら聞くのも良いものです。L-03DPではちょっと厳しい。 
DSC01789.JPG

CDプレヤーの初号機は垂直ローディング方式を採用している機種が多かったです。(その後あっという間に水平ローディングに切り替わってしまいましたが)
DSC01795.JPG

ハード的は集積化が進んでいなった時代で大型の筐体のものがが多かったでしたがデジタルフィールターなどを使わないシンプルで透明感のある音質は現在のプレヤーとはまた違った味を出してくれます。 
DSC01793.JPG

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。