Olivetti M10(Olivetti) 1983年 [Note_PC]
Olivetti M10(Olivetti) 1983年
Olivettiがデザインしたクオリティーの高いPC-8201の姉妹機
1983年にNECから発売されたPC-8201の姉妹機。もともとは京セラのOEM機でPC-8201が実用性重視のデザインでしたが「M10」は今見ても十分通用する斬新なデザインです。
オリベッティはもともとタイプライターの製造会社でした。
実機を見ると改めて判りますが当時の日本のPC(PC-8201やHC-40など)などの比較するとデザインは改めて感心させられます。
本機はLCD部がチルト機構で調整が可能です。
この特色のあるグリーンを基調とした透明なアクリルに包まれたチルトする液晶や落ち着いた配色のキーボードなどからデザインの質の高さが覗えます。
キーボードは非常に打ちやすいです。この頃のマシンはデスクトップマシンのキーボードとそれほど変わらないのがすごい。但し、左側のシフトキーは小さくて間違えやすい。
正面左側。インターフェイス系はなし。
インターフェイスは主に背部に集中しています。
向かって右側に電源とLCDのコントラスト調整があります。
特徴は当時のノート型PCはどれも重く、その携帯性と長時間駆動(単三電池4本)が特徴でした。
電源を入れてみました。中身は基本的にはPC-8201と同一仕様です。
本体スペックは
CPU 80C85(8085のCMOS版)2.4MHz
ROM 標準32Kbytes(最大192KB,本体内に64Kbytesまで拡張可能)
RAM 標準16Kbytes(最大96KB,本体内に64Kbytesまで拡張可能)
画面解像度 テキスト:40桁x8行、グラフィック:240x64ドット
BASIC N82-BASIC
インタフェース
フロッピーディスク(インタフェースPC-8233接続用)
シリアルI/O(ディスクユニット,RAMファイル接続用)
バーコードリーダ,プリンタ,RS-232C,CMT(600ボー)
システムスロット(ROM/RAMカセット,CRTインタフェースPC-8240接続用)
バッテリ駆動時間 マンガン電池使用時:6時間,アルカリ電池使用時:18時間
バッテリバックアップ RAM16KB:26日以上,RAM64KB:7日以上
外形寸法 300(W)×215(D)×35~61(H)mm
重量 1.7kg
とてもPC-8201(NEC)と姉妹機には見えません。オリベッティのイタリア的な斬新で先進的なデザインは当時の日本では難しかったと思います。
同じマシン(PC-8201)でも作る側が違うとこれだけ斬新なデザインに変化してしまうのには驚かされます。
本機はOlivettiが質の高いデザインのPCを提供することコンセプトに持ったマシンであり、PCは機能重視だけではないことを示している1台だと思います。
このような所有することに満足感が得られるPCがなかかな出現しないのが残念な限りです。
Olivettiがデザインしたクオリティーの高いPC-8201の姉妹機
1983年にNECから発売されたPC-8201の姉妹機。もともとは京セラのOEM機でPC-8201が実用性重視のデザインでしたが「M10」は今見ても十分通用する斬新なデザインです。
オリベッティはもともとタイプライターの製造会社でした。
実機を見ると改めて判りますが当時の日本のPC(PC-8201やHC-40など)などの比較するとデザインは改めて感心させられます。
本機はLCD部がチルト機構で調整が可能です。
この特色のあるグリーンを基調とした透明なアクリルに包まれたチルトする液晶や落ち着いた配色のキーボードなどからデザインの質の高さが覗えます。
キーボードは非常に打ちやすいです。この頃のマシンはデスクトップマシンのキーボードとそれほど変わらないのがすごい。但し、左側のシフトキーは小さくて間違えやすい。
正面左側。インターフェイス系はなし。
インターフェイスは主に背部に集中しています。
向かって右側に電源とLCDのコントラスト調整があります。
特徴は当時のノート型PCはどれも重く、その携帯性と長時間駆動(単三電池4本)が特徴でした。
電源を入れてみました。中身は基本的にはPC-8201と同一仕様です。
本体スペックは
CPU 80C85(8085のCMOS版)2.4MHz
ROM 標準32Kbytes(最大192KB,本体内に64Kbytesまで拡張可能)
RAM 標準16Kbytes(最大96KB,本体内に64Kbytesまで拡張可能)
画面解像度 テキスト:40桁x8行、グラフィック:240x64ドット
BASIC N82-BASIC
インタフェース
フロッピーディスク(インタフェースPC-8233接続用)
シリアルI/O(ディスクユニット,RAMファイル接続用)
バーコードリーダ,プリンタ,RS-232C,CMT(600ボー)
システムスロット(ROM/RAMカセット,CRTインタフェースPC-8240接続用)
バッテリ駆動時間 マンガン電池使用時:6時間,アルカリ電池使用時:18時間
バッテリバックアップ RAM16KB:26日以上,RAM64KB:7日以上
外形寸法 300(W)×215(D)×35~61(H)mm
重量 1.7kg
とてもPC-8201(NEC)と姉妹機には見えません。オリベッティのイタリア的な斬新で先進的なデザインは当時の日本では難しかったと思います。
同じマシン(PC-8201)でも作る側が違うとこれだけ斬新なデザインに変化してしまうのには驚かされます。
本機はOlivettiが質の高いデザインのPCを提供することコンセプトに持ったマシンであり、PCは機能重視だけではないことを示している1台だと思います。
このような所有することに満足感が得られるPCがなかかな出現しないのが残念な限りです。
2013-08-18 06:49
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こんにちは、以前にCDP-501ESを紹介されてましたか
ヤフオクで同機種を購入検討してますが、音質の傾向はどんな感じでしょうか?
ブログ管理者様の個人的な感想で構いません
宜しくお願いします。
by 森田 (2013-08-25 15:16)
森田さん。こんにちは。
あくまでも個人的主観ですがCDP-501ESの音質は現在のプレーヤーと比べると見劣りする部分はあります。レンジもそれほど広くなく低音域の再生が若干甘いような感じもしますが、CDの音源を忠実に再現している機器だと思います。初期のESシリーズなのである程度の物量を相当投入していると思います。注意点はピックアップの劣化と機械式(ベルト式ではない)のトレイの調子を是非確認してください。
by Lancelot (2013-08-25 18:38)
ご返事ありがとうございます
現在KENWOOD DP-7010をメンテナンスしてもらって快適に使ってますが
CDP-501 502 302 辺りの音質は内部は非常に贅沢な作りですが、CDプレイヤー全盛期の88年頃の598クラスにも敵わない感じですね?
全盛期のソニーは高価で手が出ないので
このままケンウッド使うことにします
ありがとうございました。
by 森田 (2013-08-25 20:31)