SL-HF3000 (Sony) 1986年 288,000円 [映像機器]
β1搭載の編集に特化したHiBand-Beta機。特に6MHzのHi-Bandの画質は当時非常に美しかったです。
特に編集機能が優れていてβⅡではフレーム単位、βⅠではフィールド(1フレームの半分)での編集(繋ぎ)をノイズレスでできた。本体には当時の流行?だったジョグダイアルを装備し、ソニーらしい機能的なデザインでした。
ツインフライングイレースヘッドを搭載し、その他にも8イベントプログラムエディット、AVインサート機能、タイトルインサートなどの編集機能を搭載していました。
特徴の1つでもあるジョグダイアル。金属製で動きが滑らか。
βⅠモードは当時は高画質の花形でしたがかなり贅沢(コスト高)でなかなか使うことが出来ないモードでした。
実際にβⅠモードでハイビジョン画像を録画してみました。ソースの質にもよりますが改めてこのモードの良さを再認識できました。
基本的なボタンは正面に配置されています。
それ以外はカバーあるはトレー内に収納されていて非常に機能的です。
当時のビデオデッキの特徴の1つの録音用インジケーター。ビデオがオーディオと融合している証のような感じでした。
オプションだったビデオ編集コントローラーRM-E500
本体のフライングイレースヘッドの性能がよかったのかこの組み合わせでの編集でのノイズの発生はVHS同士と比較するとかなり品質の高いものでした。
これらのデバイスの登場で非常に高価で専門的だったビデオ編集が一気に一般的なものになりました。
付属のリモコンも多機能型でした。
リモコンにもジョグダイアルが装備されフレーム単位での操作などかなり高度な操作が可能でした。
本体スペックは
録画方式 回転2ヘッドヘリカルスキャン方式
録音方式 ベータハイファイ方式
映像信号 NTSCカラー方式、EIAJ標準方式
テープ速度 βⅢ:1.33cm/S
βⅡ:2.00cm/S
βⅠ/βIs:4.00cm/S
最大録画時間 βⅢ:5時間,
βⅡ:3時間20分,
βⅠ/βIs:1時間40分(βⅠは再生のみ)
<L-830テープ使用時>
早送り・巻戻し時間 4分以内(L-500テープ使用時)
音声周波数特性 20Hz~20kHz
(ベータハイファイ「入」,MPXフィルタ「切」時)
音声ダイナミックレンジ 90dB
音声ワウ・フラッター 0.005%WRMS以下(ベータハイファイ時)
受信方式 スーパーインターロックキャリア方式
受信チャンネル VHD:1~12ch,UHF13~62ch
映像入力 ピンジャック(1)×2系統
映像出力 ピンジャック(1)×2系統
音声入力 ピンジャック(2)×2系統
音声出力 ピンジャック(2)×2系統
マイク入力 ミニジャック(1)
コントロール入力 ミニジャック(1)、5ピンコネクター(1)
ヘッドホン端子 ステレオ標準ジャック
時間同期方式 電源周波数同期方式
時刻表示 12時間方式
タイマーセット 録画専用3週8プログラム
消費電力 55W
外形寸法(mm) 430(W)×125(H)×411(D)
重量(kg) 13.7
当時はβとVHS両方を使っていましたがVHSと比べると画質の差は大きく、特に黒や白のはっきりとした部分は潰れることなく再生出来たのがβでした。また細かい髪の毛までしっかりと再現できたのもβフォーマットだけでした。β方式のウイークポイントは構造上が複雑でメンテナンスや維持が大変な点が課題です。
本機はベータープロと称され本格的な編集機能を備えノーマルなベーター(ED‐βを除き)の中では最高の画質と音質を持った1台でした。
関連資料 ビデオデッキ
SLV-7(SONY)
SLV-R5(SONY)修理編
SL-HF1000D(SONY)
HR-D725(Victor)
特に編集機能が優れていてβⅡではフレーム単位、βⅠではフィールド(1フレームの半分)での編集(繋ぎ)をノイズレスでできた。本体には当時の流行?だったジョグダイアルを装備し、ソニーらしい機能的なデザインでした。
ツインフライングイレースヘッドを搭載し、その他にも8イベントプログラムエディット、AVインサート機能、タイトルインサートなどの編集機能を搭載していました。
特徴の1つでもあるジョグダイアル。金属製で動きが滑らか。
βⅠモードは当時は高画質の花形でしたがかなり贅沢(コスト高)でなかなか使うことが出来ないモードでした。
実際にβⅠモードでハイビジョン画像を録画してみました。ソースの質にもよりますが改めてこのモードの良さを再認識できました。
基本的なボタンは正面に配置されています。
それ以外はカバーあるはトレー内に収納されていて非常に機能的です。
当時のビデオデッキの特徴の1つの録音用インジケーター。ビデオがオーディオと融合している証のような感じでした。
オプションだったビデオ編集コントローラーRM-E500
本体のフライングイレースヘッドの性能がよかったのかこの組み合わせでの編集でのノイズの発生はVHS同士と比較するとかなり品質の高いものでした。
これらのデバイスの登場で非常に高価で専門的だったビデオ編集が一気に一般的なものになりました。
付属のリモコンも多機能型でした。
リモコンにもジョグダイアルが装備されフレーム単位での操作などかなり高度な操作が可能でした。
本体スペックは
録画方式 回転2ヘッドヘリカルスキャン方式
録音方式 ベータハイファイ方式
映像信号 NTSCカラー方式、EIAJ標準方式
テープ速度 βⅢ:1.33cm/S
βⅡ:2.00cm/S
βⅠ/βIs:4.00cm/S
最大録画時間 βⅢ:5時間,
βⅡ:3時間20分,
βⅠ/βIs:1時間40分(βⅠは再生のみ)
<L-830テープ使用時>
早送り・巻戻し時間 4分以内(L-500テープ使用時)
音声周波数特性 20Hz~20kHz
(ベータハイファイ「入」,MPXフィルタ「切」時)
音声ダイナミックレンジ 90dB
音声ワウ・フラッター 0.005%WRMS以下(ベータハイファイ時)
受信方式 スーパーインターロックキャリア方式
受信チャンネル VHD:1~12ch,UHF13~62ch
映像入力 ピンジャック(1)×2系統
映像出力 ピンジャック(1)×2系統
音声入力 ピンジャック(2)×2系統
音声出力 ピンジャック(2)×2系統
マイク入力 ミニジャック(1)
コントロール入力 ミニジャック(1)、5ピンコネクター(1)
ヘッドホン端子 ステレオ標準ジャック
時間同期方式 電源周波数同期方式
時刻表示 12時間方式
タイマーセット 録画専用3週8プログラム
消費電力 55W
外形寸法(mm) 430(W)×125(H)×411(D)
重量(kg) 13.7
当時はβとVHS両方を使っていましたがVHSと比べると画質の差は大きく、特に黒や白のはっきりとした部分は潰れることなく再生出来たのがβでした。また細かい髪の毛までしっかりと再現できたのもβフォーマットだけでした。β方式のウイークポイントは構造上が複雑でメンテナンスや維持が大変な点が課題です。
本機はベータープロと称され本格的な編集機能を備えノーマルなベーター(ED‐βを除き)の中では最高の画質と音質を持った1台でした。
関連資料 ビデオデッキ
SLV-7(SONY)
SLV-R5(SONY)修理編
SL-HF1000D(SONY)
HR-D725(Victor)
SL-HF3000の記事を拝見しまして自力で直せるスキルがとてもうらやましく思います。私にも親の形見の古いテープ50本位あるので、それをディスク化したいとつねづね思っているのですが、果たして送り出し機になにを使うべきなのかいまひとつピンと来ないのです。
S端子が付いているベータ機はSL-2100とED機だけだと聞きますが、「現在の高性能なY/C分離を使えばコンポジットで支障がない」と言う方もおられれば、「いやいややっぱり最初からS端子で送り込んだほうがいいよ」と言う方もおられて、果たして何が正しいのか^^;
もしよろしければご教授していただきたいのですが、HF3000のトラッキング調整はツマミ式でしょうか?それともHF705みたいなボタン式でしょうか? あとHF900みたいに画像補正をオフにして送り出すEDITモードはあるでしょうか?
私の望みは「今あるテープを極力美しくBDに取り込みたい」と言うところにあるので、これから録画することは考えていません。録画テープはノーマルベータとハイバンドベータが1:3位の割合で残っていて、EDベータはありません。こういう状況だとこの機械は望みをかなえてくれるでしょうか?
このコメントがお目にとまって、もしよろしければSL-HF3000より若輩の私にアドバイスなどいただければ幸いです。
by ありたいまり (2017-02-27 21:44)
ありたいまりさん
こんにちは。ご質問の件ですが私の私見としてはNTSC映像がS出力できる環境があれば出力される映像はコンポジェット経由よりも鮮明なのは確かだと思います。但し、そもそものソースの映像品質にも左右されるためどの程度の効果が見込まれるかは個人差があると思います。また受け側のデバイス性能にもより、私の場合アナログ映像は基本液晶パネルで見ることはしていません。ブラウン管(KX-34HV2:sony製)を使っていますがコンポジェット直接入力とS入力→RGB変換の2つの映像では極端な差がみなれないのも事実です。またコンポジェット出力をY/C分離したことがないので評価ができません。
次にトラッキング調整はツマミ式です。EDITModeはありますが画像補正がOffかは手元にマニュアルがないので不明です。(実家に戻った時に確認してみます。)
ちなみにノーマルのHi-BAND映像をED機で再生しても違いが私的には見つかりません。むしろED機は故障が多くこれから購入されるのでしたらあまりおすすめはしませんが逆に程度の良いノーマルのβ機を探すのもタマ数が少なく悩みどころです。特にED機のEDV-5000とEDV-8000はおすすめしません。5000はカセコンがよく壊れ、8000は表示パネル部が弱いです。
参考になるかわかりませんがよろしくお願いします。
by Lancelot (2017-03-02 10:45)
色々ご教授いただきありがとうございました、お礼が遅れ申し訳ございません。
先日のコメント後、ハードオフにHF3000があると言う話を聞き及び観に行ったら電源が入りませんでした。「もしかしたら三洋製の半導体が…」と思ったのですが、其れに賭けて二万円近い不動品を買う根性が無く見送ってしまいました…。
あせらず気長に探してみようと思います!
by ありたいまり (2017-03-10 22:56)