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SH-8040 スペースディメンジョンコントローラー (Technics) 1981年 [オーディオ機器]

SH-8040 スペースディメンジョンコントローラー (Technics) 1981年 標準価格29,800円

当時はサラウンドプロセッサーなどというものはなく、音場の広がりと音の残響音をコントロールする機器が本機でした。 
DSC01468.JPG
ディメンジョンコントロールとは音の左右の広がり感を増減するアンビエンスコントロールと残響音を追加するエコーコントロールで構成されています。
DSC01475.JPGDSC01478.JPG

私は、この機種とTechnicsのイコライザーSH-8055で楽しんでいました。
DSC01467.JPG

機能としては、、「音の広がり」を操作するアンビエンスと、「残響音」を付加する電子エコーの2つで構成されています。
DSC01477.JPG

アンビエンスコントローラーはテクニクス独自の音場制御技術によりステレオ音場の拡大と、音の前後・左右の方向感、距離感を電子的に創り出す音場再現システムで、最大240゜(リスナーの左後方30゜から前を回って右後方30゜まで)の音場が得られます。
また、BBD遅延素子を使用したディメンジョン効果スイッチは、信号残響音を付加することにより、ホール効果による響きで音楽を楽しむことができます。
DSC01483.JPG

左側の出力レベル/広がり感表示モニターで出力レベルと音の広がりが確認できました。
DSC01485.JPG

広がり感はパターンの点灯で表示され、DSC01480.JPG出力レベルが大きく、広がり間が豊かな場合は多く表示されました。
DSC01487.JPG

ピークメーター兼用ディスプレイを装備しており、音の広がり状態をパターンの点滅で表示します。また、出力信号レベルは2色LEDピークレベルメーターが表示します。
DSC01480.JPG

背部です。入出力端子(アンプとデッキ)が装備されています。 
DSC01491.JPG

本機のスペックは
入力感度/インピーダンス line in、play back:150mV/22kΩ mic:1.5mV/10kΩ
推奨マイクロホン感度 -72dB(0dB=1V/μbar)以上
出力レベル/インピーダンス line out:150mV/600Ω
rec out:150mV 全高調波歪率 line in:0.003% SN比(IHF-A) line in:90dB
最大出力 line out:8V(1kHz、THD 0.01%)
周波数特性 line in:6Hz~50kHz +0 -3dB
play back:6Hz~50kHz +0 -3dB
mic:20Hz~30kHz +0 -3dB
最大許容入力(1kHz、THD 0.01%) line in:8V
play back:8V
mic:130mV
DSC01486.JPG


本機はサラウンドという概念が出る以前にテクニクス独自の音場技術を提供した希少(?)な一台です。
DSC01467.JPG

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