SSブログ

CDP-501ES (Sony) 1983年 トレイ修理(調整)編。 [オーディオ機器]

CDP-501ES (Sony) 1983年 標準価格168,000円 

Sonyの第2世代にあたるCDPlayer。
DSC01383.JPG
本機の特徴は通常のプレヤーはトレイ部やピックアップの移動部位にゴムベルトを使用するが、これらの劣化消耗部位にベルトを使用せずギアのみで稼働させている構想が特徴。
DSC01387.JPG

以前購入した時にはディスクトレイに問題はなかったのですが、今回紹介するにあたって出してきたらローディング不良。
DSC01390.JPG

イジェクトボタンを押してもモータ音はするのですがトレイが出てきません。この機種は駆動部にベルトを使っていないのでベルトが原因と考えられませんが、とりあえず中を開けてみました。
DSC00025.JPG

モーター、ギア関係は底部を開きます。
DSC00026.JPG

よく見るとお決まりのグリスが硬化しているのがわかりました。
DSC00027.JPG

消エタと綿棒で拭き取り新しいグリスで塗布して終了。トレイのフレーム部分のグリスも同様に拭き取りました。
DSC00029.JPG

これでトレイの修理を完了としました。(ちょっと怪しいですが)
DSC00032.JPG

ついでに上部のボンネットも開けてみました。
DSC01439.JPG

内部はパーツの密集率が高いです。
DSC01445.JPG

電解コンデンサの液漏れはない様子。
DSC01447.JPG

トレイは厚めの重厚感があるタイプです。
DSC01450.JPG

フレームは銅メッキ処理されておりコストがかかっています。
DSC01451.JPG

フレームはしっかりと厚めのもので重量が重いのもわかります。
DSC01455.JPG

背部はラインアウト(2系統)とアクセサリー端子?とBEEP音スイッチです。
DSC01444.JPG

CDを再生させてみましたが特に異常もなかったので今回は簡単か調整だけで済みました。
DSC01412.JPG

このCDP-501ESはESシリーズとして初のCDPlayerであり、当時のSonyが物量を投入した意欲的なマシンでした。構造的にはcdp-101とそれほどかわらないので2世代目と呼べるか不明瞭ですがSonyとしてのしっかりとした物作りのスタンスは覗えます。
DSC01413.JPG

nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 2

Thunderbolt

こんにちわ。
はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいてます。

些細な事なんですが、最後の画像の上の説明文の所に「構造敵にはcdp-101とそれほどかわらないので…」とありますが、『構造敵』→『構造的』の間違いではないでしょうか?
揚げ足取りでスミマセン。
by Thunderbolt (2012-03-15 01:26) 

Lancelot

Thunderbolt様

お世話になります。
ありがとうございました。文章は仕事の合間に書いているのでどうしても誤字/脱字が多くなってしまいます。(見直せばいいのですが)ご指摘いただければ気がついた時点で直しますのでこれからもよろしくお願いします。
(たぶん、これからも発生する可能性はありますので。)
by Lancelot (2012-03-15 08:55) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

AQUOS PHONE slider S..CDP-501ESとCDP101 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。