SSブログ

時代に翻弄させられたAPSカメラPart2 初代IXY(Canon)1996年 48,000円 [カメラ]

世界最小のオートフォーカス全自動ズームでAPS機構によりコンパクトでスタイリッシュだった初代IXY 
DSC07835.JPG
発売当初、そのスタイルに魅了され購入してしまったAPS型のコンパクトカメラ。価格もコンデジでは高価な48,000円
DSC07839.JPG

デザインも他機にない洗練されたもので外装は特殊ステンレス合金を使用するなど質の高いデザインで持っていたいカメラでした。
DSC07847.JPG

上部は手前がストロボ、タイマー、タイトル選択、赤目緩和ボタン。 
DSC07844.JPG

右側からシャッターボタンに表示パネル。 
DSC07854.JPG

サイズもかなりコンパクトで縦60mm×横90mmは当時のコンデジを30%も小型化していました。 
DSC07849.JPG

背部です。左からストロボボタン、ファインダー、プリントタイプ切り替え、ズームボタンとデザインされています。 
DSC07853.JPG

下部にAPSのカートリッジを格納できました。 
DSC07869.JPG

当時のコンデジがどれもプラスチック製だったことを考えるとこのステンレス合金製はキャノンはかなり力を入れて開発しその結果非常に高級感ある筐体になっています。 
DSC07857.JPG

電池蓋の部分もステンレス製でねじ込み式となかり手間が掛かっていました。 
DSC07842.JPG

当時は専用ポーチに入れて持ち出していました。 
DSC07867.JPG

本体スペックです
形式:IX240レンズシャッターAF全自動カメラ
画面サイズ:16.7×30.2mm
レンズ:キャノンレンズ 24-48mm F4.5-6.2(35mm換算30-60mm)、6群6枚構成のレンズ
焦点調整:アクティブ・パッシブ・ハイブリットオートフォーカス
撮影距離:0.45m~∞
シャッター形式:絞り兼用プログラム式電磁駆動シャッター
フィルム感度:ISO25~10000
内蔵ストロボ:低輝度、逆光時自動発行式内蔵型ストロボ
電源:リチウム電池CR2タイプ
大きさ:90×60×27mm
質量:180g
DSC07857.JPG

画質はそれなりでした。しかし気軽に持ち出すことが出来るサイズに当時はよく作れたと思いました。サイズが小さいので難しいでしたがレンズスペックが良ければもう少しいい写真が撮れたと当時は思いました。 
DSC07858.JPG

前回紹介した一眼レフ機は初号機以降の後継機が出なかったこともAPSが普及しきれなかった要因でした。その後デジタルカメラの急激な普及でAPS規格のカメラは1996年に発売され2000年代の初頭には絶えてしまいました。手前は初代と同じデザインのIXY DIGITAL 10(2007年) 
DSC07859.JPG

この時期のCanonのコンデジ、一眼レフのデザインはステンレスフレームを上手にデザインした何とも言えない素晴らしいものでした。 
DSC07863.JPGdiv>

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。