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SLV-7 (Sony) 1988年  [映像機器]

SLV-7 (Sony) 1988年 

VHS HiFi方式VTRの初号機。
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β方式にこだわり続けたソニーが初めて作ったVHSレコーダー。 
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VHS再生機(SLV-P3)は既に発売されていましたがレコーダー機としては本機が初。 
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仕様としては本機以降VHS機でも採用されたDAプロ4ヘッドと特殊再生ができたDigital Picture。 
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サイドウッドパネルで高級感を出していいるがプラスチックのボディの質感はイマイチ。 
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初号機だったためかボタン類が多くデザインは標準的。 
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本機は使用頻度が少ないためいい状態をキープできています。蛍光管もそれほど劣化が進んでいません。 
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操作パネル系は従来のβ-機やこれ以降の高級機(SLV-R7,R5)と同様な構造。 
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映像は標準画質からホワイトクリップを200%まで高めたHQ-VHS規格。βのように解像度が上がるわけでない。 
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多機能リモコン。当時のソニーのリモコンは多機能だった。 
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背部。
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本体スペックは
録画方式:回転2ヘッド ヘリカルスキャンFM方式
録音方式:回転2ヘッド ハイファイ方式
映像信号:NTSCカラー、EIA標準方式
テープ速度:SP:33.35mm/秒
      EP:11.11mm/秒
最大録画時間:8時間(T-160使用時)
早送り、巻き戻し時間:約4分
音声周波特性:20Hz~20kHz
ダイナミックレンジ:90dB以上
ワウ・フラッター:0.005%以下
入力端子:ライン入力1,2 ピンジャック
ライン出力:ピンジャック
モニター出力:ピンジャック
コントロールS入出力
コントロールL
寸法:355×94×345mm
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DVDからダビングしてみました。 
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再生は液晶パネルでは厳しいのでプロフィールを使用。 
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ソースは中森明菜LIVE TOUR 2006 The Last Destination。 
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HiFi音声はアナログですがレンジも広くいい感じです。 
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映像的には水平解像度が240本前後なのでEDベータやS-VHSにはおよばないがヘッドの劣化が少ないためいい映像を映しています。 
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特徴の1つだった。カメラ一体型ビデオなどと接続して手軽に編集できる“デジタルエディットモニター”を搭載。 
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本機はβ規格にこだわり続けたソニーが初めて作ったVHSレコーダーでした。質感はチープな部分もありますが、ソニーらしいデザインとβで培ってきた技術をVHS機でも惜しみなくだしているのがソニーのこだわりだったと思います。
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