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SLV-R5 (Sony) 1990年 ローディングギア補修と音声基盤の修復 [映像機器]

SLV-R5 (Sony) 1990年 140,000円

オーディオ機器と一緒に置いても遜色のないデザインのS-VHSビデオデッキ。
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S-VHS機としては2番目に開発されたマッハドライブを搭載し標準モードの画質はそれなりに良かった。 
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また当時のS-VHS機の中でも高性能な機種でFE(フライングイレースヘッド)ヘッド、ジョグシャトル、ダイナミックコムフィルター、色にじみノイズキャンセラーのCPI回路などを搭載していました。 
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この機種にはいくつかの持病があり、今回もローディングギアのひび割れとハイファイ音声不良が発生しています。  

ローディングギアの補修ですが天板と底板を外します。実際は本体下部からアクセスします。 
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この下基板部を留めてあるネジを全て外していきます。
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内部が見えてきますが基板部を剥がします。 
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基板を外すとローディングメカ部が見えますが右側のカムギアがひび割れています。 
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注意しないといけないのはこのカムギアはギアの位置をしっかりと合わせる必要があります。しっかりとマークを付けるおくことであとで戻すことができます。  
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ローディングギアです。ひび割れを補正しました。 
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あとは元に戻し、マークしてある位置にギアを合わせます。 
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次にオーディオ基盤のコンデンサ交換。今度は上部を外します。
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手前の基盤をフラットケーブルに注意して外していきます。 
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全体はこんな状態。 
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正面右側の基盤を持ち上げると音声基盤が現れます。  
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音声基盤を取り外します。 
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コンデンサが液漏れしている音声基盤。 
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事前にコンデンサを交換してある予備基盤と交換しました。  
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本体スペックは
録画方式:回転2ヘッドヘリカルスキャンFM方式
億音方式:回転2ヘッドハイファイ方式(従来の音声トラックはモノラル録音)
映像信号:NTSCカラー、EIA標準方式
テープ速度:SP:33.35mm/秒 EP:11.11mm/秒
最大録画時間:8時間
音声周波特性:20Hz~20kHz
ダイナミックレンジ:90dB以上
ワウ・フラッター:0.005%WRMS以下
チューナ部:受信 スプリットインターキャリアー方式
入力:ライン入力(S端子、ピンジャック)、音声入力、BS入力、コントロールS入力、マイク、ヘッドホン
電源:AC100V
外形寸法:466×100×394mm
重量:8.0kg
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これで映像、音声ともまともになりました。ローディングギアの補修と音声基盤のコンデンサ調達など実際には2週間ほどを費やしました。 
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背部の端子類。 
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編集量のジョグダイアルと操作系スイッチ。FEヘッド搭載。  
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操作系は整理されていて使いやすい。 
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前面端子、録音レベル調節つまみ、シンクエディットボタンなどが並びます。 
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表示窓。
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特徴の1つが全面扉があり非常にシンプル。表示窓でカウンターなどを表示。  
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付属のリモコン。これで本体の操作はほとんど操作が可能でした。 
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もうほとんど使うことはなくなりましたがS-VHSのテープを持ち出しDVDの映像を録画してチェックします。 9771
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ソニーがベータデッキメーカーとしての威信もあったのか標準モードでの映像はEDベータには及ばないものかなりの解像度があります。 
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本機はソニーらしいビデオデッキを意識させない質の高いシンプルなデザインと物量投与して画質にもこだわったデバイスでした。またメンテナンスにも配慮した構造などいいデッキですが残念なことに故障が多く、ビデオデッキは維持していくには大変なデバイスです。
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コメント 2

甲斐英則

大変良く記録されていますね。
参考になります。
私も最近SVHSをDVDに保存する為に
SONY SVL-R5を修理をしているのですが、電源部のフィルムコンデンサが焼けて数字が見えなくなっていました。
無理だと思いますがC110、C111ですがわかるのでしたらお知らせ願えませんか。
よろしくお願いします。

by 甲斐英則 (2019-07-21 16:55) 

Lancelot

ご連絡ありがとうございました。申し訳ありませんがR5は現在正常に動いているため、あえて分解する必要性がありません。ご期待に添えませんがよろしくお願いします。
by Lancelot (2019-07-28 13:22) 

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