SL-P10(Techinics) 1984年 [オーディオ機器]
SL-P10(Techinics) 1984年 標準価格 198,000円
Technics(Panasonic)のCDPlayer1号機
各社の初号機は本機と同様にフロントの縦型ローディングが比較的多かった。
ディスプレイも特徴であり、他社とくらべ大型でさまざまな情報が表示された。
サイズも大型で430×135×315でNECのCD-803が一番大きいがその次くらい。(AUREXも大きいが)
電源とイジェクトは正面左側に配置。
イジェクト(OPEN/CLOSE)を押すと自動に開きます。
ディスクを入れると自動にローディングします。
ピックアップ部。Technicsの独自開発。
ディスクの認識は30年前の機種にしては高速です。
ディスプレイ部。
レコードーの曲数、ビックアップの位置、曲の頭の位置、指定した演奏曲名を表示板の上部で目盛りで表示されます。
延享曲目は数字で表示。ランダムメモリーは63曲まで記憶でき、曲の途中から任意の場所までの繰り返し演奏も指定が可能。
コントロール系のボタン。機能的に配置されていて使いやすいです。
テンキー部。
背部はシンプル。LINEOUTは1系統のみ。
本体スペックは
オーディオチャンネル数 2チャンネルステレオ
周波数特性 4~20kHz(±0.5dB)
ダイナミックレンジ 96dB以上
SN比 96dB以上
高調波歪率 0.003%以下(1kHz,0dB)
チャンネルセパレーション 90dB以上
ワウフラッター 測定限界以下
信号フォーマット
標本化周波数 44.1kHz
エラー訂正方式 テクニクス・スーパー・デコーディング・アルゴリズム
複合化 16bit直線
ピックアップ
方式 アスティグマ3ビーム
光源 半導体レーザー
波長 800nm
機能
サーチモード マニュアルサーチ、トラックスキップ、イントロスキップ
プログラム機能 最大63組のプログラム、頭出し選曲、演奏開始位置指定&演奏終了位置指定(トラック、時間(分、秒単位))
ディスプレイ機能 バーグラフ表示:ピックアップ位置、曲数、プログラム曲、演奏時間 デジタル表示:トラック、演奏時間
操作キー 基本キー6/プログラムキー14/リピートキー1
リモートコントロール機能
ディスクローディング モーター駆動正立ローディング方式
ヘッドホン出力レベル
総合
出力電圧 2V(0dB時)
電源 AC100V(50/60Hz)
消費電力 48W
外形寸法 W:430, H:145, D:333 (mm)
重量 10kg
音質は現行のCDPlayerには及びませんがあまりデジタル的な処理をかけずにすっきりとした音を奏でてくれます。
1号機のCDPlayerは本体や部品のOEMが多い中、本機はTechnicsが当時使用されてるLSIやIC、ピックアップ(半導体レーザー)などすべてを自社開発し、シャーシーもダイキャスト一体型の堅牢な作りで非常にこだわりを感じさせるマシンでした
追 記 2019/01/14
久しぶりにSL-P10を撮ってみました。
寒い時期には若干アイドリング(10~15分)が必要です。
シルバーフレームのTechnicsらしいデザインです。今でもいい音を奏でてくれます。
プリアンプSU-A6 パワーアンプSE-A5 (1980年)の組み合わせはデジタルアンプの音質とはまた違った澄んだ音色を再生してくれる良いデバイスです。また機会があればレビューします。
CDプレヤーの1世代目は特徴的なデザインでした。古いデバイスはなるべき定期的に電源を入れ、再生するようにしています。放っておくと動かなくなります。
Technics(Panasonic)のCDPlayer1号機
各社の初号機は本機と同様にフロントの縦型ローディングが比較的多かった。
ディスプレイも特徴であり、他社とくらべ大型でさまざまな情報が表示された。
サイズも大型で430×135×315でNECのCD-803が一番大きいがその次くらい。(AUREXも大きいが)
電源とイジェクトは正面左側に配置。
イジェクト(OPEN/CLOSE)を押すと自動に開きます。
ディスクを入れると自動にローディングします。
ピックアップ部。Technicsの独自開発。
ディスクの認識は30年前の機種にしては高速です。
ディスプレイ部。
レコードーの曲数、ビックアップの位置、曲の頭の位置、指定した演奏曲名を表示板の上部で目盛りで表示されます。
延享曲目は数字で表示。ランダムメモリーは63曲まで記憶でき、曲の途中から任意の場所までの繰り返し演奏も指定が可能。
コントロール系のボタン。機能的に配置されていて使いやすいです。
テンキー部。
背部はシンプル。LINEOUTは1系統のみ。
本体スペックは
オーディオチャンネル数 2チャンネルステレオ
周波数特性 4~20kHz(±0.5dB)
ダイナミックレンジ 96dB以上
SN比 96dB以上
高調波歪率 0.003%以下(1kHz,0dB)
チャンネルセパレーション 90dB以上
ワウフラッター 測定限界以下
信号フォーマット
標本化周波数 44.1kHz
エラー訂正方式 テクニクス・スーパー・デコーディング・アルゴリズム
複合化 16bit直線
ピックアップ
方式 アスティグマ3ビーム
光源 半導体レーザー
波長 800nm
機能
サーチモード マニュアルサーチ、トラックスキップ、イントロスキップ
プログラム機能 最大63組のプログラム、頭出し選曲、演奏開始位置指定&演奏終了位置指定(トラック、時間(分、秒単位))
ディスプレイ機能 バーグラフ表示:ピックアップ位置、曲数、プログラム曲、演奏時間 デジタル表示:トラック、演奏時間
操作キー 基本キー6/プログラムキー14/リピートキー1
リモートコントロール機能
ディスクローディング モーター駆動正立ローディング方式
ヘッドホン出力レベル
総合
出力電圧 2V(0dB時)
電源 AC100V(50/60Hz)
消費電力 48W
外形寸法 W:430, H:145, D:333 (mm)
重量 10kg
音質は現行のCDPlayerには及びませんがあまりデジタル的な処理をかけずにすっきりとした音を奏でてくれます。
1号機のCDPlayerは本体や部品のOEMが多い中、本機はTechnicsが当時使用されてるLSIやIC、ピックアップ(半導体レーザー)などすべてを自社開発し、シャーシーもダイキャスト一体型の堅牢な作りで非常にこだわりを感じさせるマシンでした
追 記 2019/01/14
久しぶりにSL-P10を撮ってみました。
寒い時期には若干アイドリング(10~15分)が必要です。
シルバーフレームのTechnicsらしいデザインです。今でもいい音を奏でてくれます。
プリアンプSU-A6 パワーアンプSE-A5 (1980年)の組み合わせはデジタルアンプの音質とはまた違った澄んだ音色を再生してくれる良いデバイスです。また機会があればレビューします。
CDプレヤーの1世代目は特徴的なデザインでした。古いデバイスはなるべき定期的に電源を入れ、再生するようにしています。放っておくと動かなくなります。
2013-10-13 12:21
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5年ほど前の記事へのコメント、すみません。
一昨年頃から、ビンテージなオーディオを楽しみ始めました。
格好の良いCDプレーヤを探していて、こちらの記事に辿り着きました。
SL-P10は、数あるCDプレーヤの中でも、デザインが特に素晴らしいと思っていて(時にこのシルバー色)、海外オークションも含め、ずっと探し続けています。
外観が致命的な物や不動物には巡り合いましたが、なかなか程度の良いものは、市場に出ませんね。。
レコードプレーヤSL-10と共に、是非揃えたい名機。
頑張って待ち続け、そして探します^^
いや、それにしても、実にカッコヨイですね!
by しろ (2019-01-11 12:44)
SL-P10のデザインは当時のTechnicsらしいデザインでした。SL-P10やプリアンプSU-A6 パワーアンプSE-A5 のデザインは一貫性があり、SE-A5で聴くSL-P10はアナログアンプでエネルギッシュで音色を聴かせてくれます。古いCDPlayerは週一程度で電源を入れています。放って1ヶ月程経つとCDをなかなか認識してくれなくなるのが悩みの種です。久しぶりに写真を撮ってみました。
by Lancelot (2019-01-14 21:04)
こちらにお邪魔させて頂いてから2週間ほど経った頃、ヤフオクでSL-P10シルバー動作品の出品がありました。迷うことなく入札、無事に落札いたしました。市販CDは再生しますが、電源投入直後は、若干音飛びすることがあります(オークションでの説明の通り)。20分もすれば、綺麗に再生してくれます。あと、3か所インジケータのLEDが切れていましたが、既に交換済みです。外装が綺麗だったので、実はそこが落札のポイントでもありました。基板を見ると、いくつかコンデンサの劣化(液漏れ)が見られましたので、交換しようと思っているところです。メンテナンスも含めて、古い機種を持つ楽しみですね。
これで、Technics製品が4つ揃いました。レコードプレーヤSL-10、スピーカSB-M01そして今回のSL-P10、オマケでポータブルCDのSL-XP7。現在アンプはYAMAHA A-5メインで楽しんでいます。
by しろ (2019-03-13 21:57)
SL-P10はテクニクスらしいシンプルで洗練され今でも飽きのこないデザインです。CDをマウントして回転を眺めながら聴く音楽もいいものです。私の所有するSL-P10はコンデンサ類は劣化していると思いますが今のところそれほど不具合はない状態です。コンデンサ交換したら是非状態を教えてください。
by Lancelot (2019-03-17 00:16)
4月に入ってから、コンデンサ交換をチビチビと進めていましたが、先週土曜日に一気に作業をすすめて、昨日、CD再生が出来るところまで調整が終わりました。結局、全ての電解コンデンサと、一部半固定抵抗などを交換しました。老眼も進んできましたし、いやはや、なかなか大変な作業でした(苦笑)。また、ブリッジダイオードの発熱が気になったので、保険も兼ねてヒートシンクを追加で取り付けています。
部品交換直後、CD挿入で全く読込み動作をせずかなり焦りましたが、調整マニュアルに沿って各部調整を行う事で、無事に市販CDが再生できるようになりました。
購入したての頃は、読み込みに時間が掛かったり、音飛びが発生したりしていましたが、この辺りは解決しています。
本当は、CD-Rに焼いた盤も再生出来ないかな?と期待していたのですが、これはダメでした。一部、トラック情報の読込みまでは出来たものが数枚ありましたが、再生となると、やはりダメですね。
音質に関しては、変化があったかどうかは、正直分かりません(苦笑)。ただ、動作が安定したことの効果は大きくて、アルバムを通しで聴いて、音飛び等のストレスが無いので、とても心地よく音楽を楽しむことができそうです。あとはラックに押し込んで、長時間再生で不具合の発生がないか、確認していこうと思っているところです。
それでは、長々とすみませんでした。また寄らせて頂きます。
by しろ (2019-04-29 17:12)
コンデンサ交換。やりましたね。私の機体も読み取りに時間がかかってきたのでいずれは行わないといけないと思っています。
CD-Rは私も試しましたがSL-P10では読み込ませんでした。SONYのCDP-101などは読み込みます。松下は自社製ドライブだったような気がします。
by Lancelot (2019-05-04 08:34)